働かないママの人生計画

子どもの愚痴と日々思うこと

漫画『声の形』全体的な感想

声の形が止まらない!
マイほっと✨になっています(笑)
思いっきり書くぞー✨😊

なーんであんなに面白いんでしょうね??

障害者への目線、いじめ、気持ちの動き、自分だったらどうしてる?なんて考えさせられる作品です。

読む人によって思い入れするキャラは違うと思います。

ヒロインの西宮しょうこさんには、偽善でなくて本当にいい子であってほしいと願う人も多いでしょう。しかし、一生懸命なのと裏腹、周りに負担をかけていることに気づきません。

主人公の石田しょうや君、しょうこさんに対する仕打ちは赦されることではありません。
しかし、自分の罪に向き合ってやり直したい償いたいと思う人は、現実にはなかなかいないと思います。

クールでしょうやの2番手にいた島田一旗君。
すっげー酷い奴だけど、しょうやを苛め冷たくし続けた理由が彼にはあった。


人物像を見ていると、皆、自分の信念に従って生きようとしてます。ですが、
非の打ち所がない人物は誰一人としていません。

誰でも間違いをする。
誰からも好かれる人なんていない。
信念にもとづく行動は、他の人から見たら間違って見えることだったりする。

人間関係を生き抜いていく中でどうしようもならないことを、でも自分なりの答えを見つけようと足掻いている。

それがこの作品の醍醐味でしょうか。

答えなんて出ないけど、もやっとした気持ちが昇華されていく。それが全体的な面白さかな、と私は思います。