働かないママの人生計画

子どもの愚痴と日々思うこと

無神経な私に読ませた本

芥川賞を取った コンビニ人間 という小説を読みました。手にしたきっかけは、独身の人の気持ちを知りたくて。

私は30前に結婚し、3人の子どもに恵まれました。誰から見ても幸せな主婦です。実際、人生で一番幸せだな、なんて思ってました。
それ故に無神経で、結婚してない友達や親族に、楽しいのに何でしないんだろ?と聞いていました。
だって、彼氏(彼女)いるのに結婚するつもりない、という考えの人、いますしね。
相手がいるのに勿体ないなぁと、どんな考えからなんだろ、と結婚をオススメする感じで話してたりしてました。でも、やっぱり結婚する気はなさそうだったので、ふーんといった感じで話が終わりました。その人の人生に口出しする権利はないし、楽しく生きられているならそれでよいと思います。

でも、したくてもなかなか出来てない人もいます。こればっかりはしょうがないのですが。。。

今思うとかなりお節介ですが、若いとき友達に、「いい人いないの?男の人は女の子を女として見てるものだよ」といった趣旨のことを話した覚えがあります。その友達は黙っていましたが。男友達がいて出会いもありそうな方だったので、よかれと言ったことでしたが、これがいけなかったようです。私に面と向かって文句を言ってきたことはありませんが、どうやら共通の友達に愚痴っていたみたいでして。

共通の友達に咎められました。
独身の人に 結婚しないの?とか、子供のいない人に作らないの?と聞いてはいけない、と。

さすがに面識のない方には聞かないですけど。。。

いい人がいない、と言われたらそれまでなのですが、出会いがないわけじゃないのに?もてそうだけどなー、と不思議に思ったりします。

あれこれ可能性を考えても仕方ないので、詮索はなしにします。たぶん、”詮索” が一番嫌がられる気がしますし。

それで、コンビニ人間を読んでみました。

独身でいる人の感じ方がわかればいいな、と思った次第です。

読んでみたら。。。

思っていた内容とはかなり違いました。

私は既婚者だけど、ヒロインの感性に共感したところがいっぱいありました。

ただ、私ならその行動は取らないかな、と思うところもありました。

ネタバレを含みつつ、近々、自分とヒロインを重ねた考察を書きたいな、と思います。